まず考えられるのが、微量に放出されている放射線です。
北投石は、温泉沈殿物で、世界でも秋田県玉川温泉と、台湾の北投温泉でしか見られない、とても珍しい天然石で、微量の放射能を発生します。
また、源泉「大噴」(おおぶけ)からも硫化水素やラドン(ラジウム)の放射線が出ています。
放射能といえば身体によくないものというイメージがありますが、微量に身体に入るとホルメシス効果をもたらします。これは悪いものを少しだけ身体にとりいれると、それが刺激となって症状を緩和する効果をいいます。
スギ花粉症の人が、前もってスギ花粉を微量に服用することで花粉対策をするのと似たようなことだと言えば分かりやすいでしょうか。
このラジウム効果は、玉川温泉エリアの大気を吸うことで得られるもので、もちろん、お湯に使って湯治をする人にも効果が期待できます。
岩盤浴がガンに効くもうひとつの大きな要因は、地熱による温熱効果です。
熱は、それ自体に細胞を活性化させたり、免疫力を高めたりする力があります。
またある限度を超えた温度(人の身体の細胞は、42.5度以上)では細胞にダメージを与えます。
玉川温泉の源泉大噴付近の岩盤は、55〜60度の高温になっています。
ここにゴザなどを敷いて横になり、患部に地熱を伝えて行う温熱療法が岩盤浴です。
元気な細胞には、血液が常時ながれていて地熱を与えても放熱ができ、ダメージを受けにくいのですが、がん細胞は血流がよくないため、悪いところにだけ熱がこもりやすくなり、ダメージを与える事ができるのです。
ただし、がん細胞が熱への耐性をつけて強くなってくるので、医学的な治療との併用が一般的です。
そのほか、玉川温泉には、奇蹟の力を求めて、治療したいという意欲のある人々がたくさん集まってきます。そこで生まれる良いコミュニケーションが、お互いを癒し、また希望を強く持つことができるようになって、自然治癒力が増すのです。
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